研究会・学会

七隈史学会

七隈史学会

教員、院生、学生の交流の場としてまた市民参加が可能な学会として、福岡大学人文学部歴史学科の「七隈史学会」を母体に1999年発足しました。
研究大会である七隈史学会大会を毎年開催し、公開講演の実施や各部会(日本史、外国史、考古学)での研究発表を行っており、院生の研究成果の大切な発表の場となっています。
また、会誌『七隈史学』を毎年刊行し、活発な研究活動を行っています。

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研究活動の最新情報

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在学生の研究テーマ

博士課程前期

日本史

  • 中世の門司
  • 鎌倉幕府成立史
  • 室町時代公武関係史
  • 幕末の京都警衛について
  • 伊達政宗の外交
  • 昭和戦後期の社会意識と歴史意識

西洋史

  • アメリカにおける出産の歴史
  • ハドソン湾会社とイギリス帝国
  • 奴隷貿易
  • 奴隷制反対運動
  • 戦間期ドイツにおける「男らしさ」の展開
  • 世紀転換期ハプスブルク帝国の民族政策

東洋史

  • 後漢期の側近政治
  • 中国唐宋期における儀礼史
  • 清代社会経済史の研究

考古学

  • 東アジアにおける環濠集落の研究
  • 古代の硯
  • 古墳時代の円筒埴輪
  • 中近世の石造物
  • 西日本における六地蔵幢の変遷と展開

博士課程後期

  • 日本中世における大内氏の支配体制と権力秩序
  • 南北朝期における室町幕府の九州統治
  • 日本中世における家族と親族関係
  • 九州譜代藩

最近の修士論文題目・博士論文題目

修士論文

年度 論文題目
令和5年度 中世門司氏の研究
大衆音楽の戦前・戦中・戦後
―レコード作曲家古賀政男を材料に
文化度朝鮮通信使易地聘礼にともなう萩藩迎接体制の研究
18世紀末イギリスの奴隷貿易廃止運動における地方の役割
四乳八禽鏡の出土傾向の検討
―中国と日本の例を中心に―
戦国期南九州の政治・文化史的都鄙関係論
夜臼
~板付式土器における文様の地域性の検討
榎坂貝塚出土の獣骨と周辺貝塚出土獣骨の比較検討
室町期西国国人領主の政治的位置と幕府―守護体制
豊臣政権における秀吉側近の政治的役割
年度 論文題目
令和4年度 中世スタンプ文付瓦質土器火鉢について
腰刀の編年
初期鎌倉幕府の九州支配について
唐都長安の水環境について
―広運潭を中心に―
戦国期北部九州地域史の研究
1970年代日本における戦争認識の形成過程
―メディアという視点から―
弥生・古墳時代移行期粗製器台の研究
―北部九州及び周辺地域の様相について―
北九州市謹念寺宝篋印塔の考古学的建立時期の考察
ウトグチ窯出土瓦の研究
年度 論文題目
令和3年度 筑肥地域の中世梵鐘
新開窯跡出土須恵器の検討
高度経済成長期の青年世界
満州における転向知識人の実践と同世代転向作家の共感
―農村協同組合運動の佐藤大四郎と島木健作・高見順の思想―
年度 論文題目
令和2年度 戦時期における平泉澄の活動及び平泉史学の隆盛
―「建武義会」を中心に―
年度 論文題目
令和元年度 後漢宦官の政治空間
―洛陽城を中心に―
幕末維新期の政局と譜代延岡藩
幕末期における京都警衛と彦根藩の動向
肥前地域における円筒埴輪の再検討
18世紀後半におけるイギリス大西洋奴隷貿易とアフリカ社会
―アフリカ商人会社の活動とゴールドコーストの現地社会―
アンテベラム期アメリカにおける奴隷制廃止運動と女性
―女性の反奴隷制請願をめぐる議論を中心に―
清代貨幣史研究に関する一考察
アウスグライヒ体制下のオーストリア=ハンガリー帝国における諸問題
―皇太子ルドルフの思想を中心に―
  •  過去分 
年度 論文題目
平成30年度 唐宋郊祀儀礼の変遷
肥前石造文化圏の形成と展開
20世紀初頭のアメリカ合衆国における「出産改革」と公衆衛生看護婦
日本と中国の環濠集落の研究
名誉革命体制下のイギリス帝国におけるハドソン湾会社の諸活動に関する一考察
足利尊氏の母と妻
―上杉清子と赤橋登子の基礎的考察―
戦間期ドイツにおける戦友意識の諸相
石幢の基礎的研究
九州における古代文字行政下の文房具
―特に福岡県内に着目して―
年度 論文題目
平成29年度 征西将軍府の研究
-懐良親王令旨に関する考察-
成立期ムスリム同胞団研究 序説
鎮西管領一色道猷の活動と室町幕府の九州統治
室町時代における少弍氏の政治的動向と対幕府関係
皇室儀礼の創造と近代天皇像の形成
西瀬戸内海地域の流通構造
本州の権衡
-弥生時代の近畿の資料-
年度 論文題目
平成28年度 中世前期における下級官人の研究
杵築藩城下町の研究
陸軍第57師団の本土決戦準備
北宋におけるソグド系武人
-ソグド系武人に対する認識について-
福岡藩経済政策と芦屋・黒崎・若松
雍正・乾隆期における食糧問題について
古墳時代鏡板轡構造の研究
近世在村社家の研究
九州・沖縄の中世瓦編年
-蓮華唐草文軒平瓦段階を主として-
漢代儒学の受容と変化
少弐氏の研究
-鎌倉末期から南北朝期を中心に-
年度 論文題目
平成27年度 大嘗祭と足利義満
音楽史における「語り」と「たたかい」
―山田耕筰の場合
明代中期政治史研究
―成化から正徳初期までの文臣と宦官の政局史をめぐって―
契丹(遼)「国人」の存在形態
土器工人集落の研究
日本中世における穢の研究
九州における武士団の成立と展開
昭和期における大学自治批判の諸相
世紀転換期におけるイギリス中等教育制度の変容
中世後期大内氏の研究
宗教儀礼からみる古代ギリシアの女性像
年度 論文題目
平成26年度 松浦党の研究
奈良時代の仏教
唐宋時代の結婚をめぐる諸相
-墓誌銘を中心に-
﨑津古墓からみる潜伏キリシタン墓
大内氏家臣の研究
小児用甕棺にみられるススコゲ痕跡
古墳時代馬具生産の基礎的検討
ヨーゼフ・ゲッベルス研究序説
―闘争期ナチス「左派」との関連を中心に― 
南アフリカ連邦における1925年関税法
―人種差別体制と帝国の交差点―

博士論文

年度 論文題目
令和5年度 室町期西国社会における大内氏の政治的位置
年度 論文題目
平成29年度 日韓馬具生産体制の検討