海外での研究発表により実力を試し、外国人研究者との交流の輪を広げようと考えている大学院生のために、支援制度が用意されています。
また、海外の大学の大学院で研鑽を積むための留学制度も整備されています。
海外で研究発表
大学院学生海外研究発表支援制度
グローバルな学術研究を奨励するため、国内外で開催される国際学会に研究発表を目的として参加する本学大学院の正規課程に在籍する学生に対して支援を行います。
対象とする研究発表 |
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支援人数 | 20人/年 |
支援回数 | 一人1回に限り10万円を上限として実費支給 |
人文科学研究科教育研究補助金
所属する専攻において承認された場合、国内外における学会発表時の旅費の補助を受けることができます。
年間一人2回まで、1回につき30,000円が上限です。
海外へ留学
本学の留学制度は、「交換留学」「派遣留学」「認定留学」に分かれています。
留学に興味ある方や希望する方は、十分な時間の余裕をもって大学院事務課にご相談ください。
手続きに相当な時間を要する場合があります。
- 交換留学
- 派遣留学
- 認定留学
交換留学
海外の協定校との取り決めに基づき、基本的に半年あるいは1年間留学
大学間交換留学
本学と協定校との間の大学間学生交換協定に基づき留学
本学の協定校については、国際センターの個別サイト「協定大学一覧」(こちらをクリック)をご覧ください。ただし、大学院レベルでは交換留学を行っていない場合もあります。
部門間交換留学
本学の研究科通常委員会と協定校又は外国の大学院との部門間学生交換協定に基づき留学
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人文科学研究科が部門間協定を結んでいる大学は次の通りです。
- 中山大学(中国)
- フリードリヒ・シラー大学イエナ(ドイツ)
- デュースブルク・エッセン大学(ドイツ)
- ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)
- 留学中も所定の授業料等を本学に納めていただきますが、協定に基づき、留学先の大学への授業料等の納入を免除することがあります。
- 日本学生支援機構からの奨学金を受けている人は、留学中も奨学金を受けることができます。
派遣留学
本学の研究科通常委員会と外国の大学院又は研究所等との間の学生派遣の協定に基づき留学
※現在協定を結んでいる派遣先はありません。
認定留学
協定校との間の各学生交換協定によらず協定校へ留学又は研究科通常委員会が認定した外国の大学院若しくは研究所等へ留学
- 帰国後、留学先で取得した単位を本学の履修単位に換算することができます。交換留学同様、事前に指導教員と十分に話し合い、留学プランを練る必要があります。
- 留学中も所定の授業料等を本学に納め、また、留学先の大学への授業料等の納入も免除とはならない点が交換留学との大きな相違です。
交換留学中の授業履修や研究指導について
留学先によっては、下の図のように、博士課程前期(修士課程)1年次の後期から2年次の前期にかけて留学できるケースもあります。ただし、出願前に、本学での科目履修、留学先での科目履修、修士論文執筆の行程等について指導教員と十分に話し合った上で、留学プランを練る必要があります。
留学プランの一例(博士課程前期)
1年次 | 2年次 | ||
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4月〜8月 | 9月〜3月 | 4月〜8月 | 9月〜3月 |
福大大学院 |
協定校に留学 メール等で指導を受けながら修論執筆 |
福大大学院 → 修了 |
大学院学則に基づき、留学先で取得した単位は、15単位を限度として、本学の課程修了の要件となる単位として換算されます。(ただし、留学先で単位を取得した授業科目の性質上、単位換算の対象にならないこともあります。)
博士課程前期及び修士課程の修了に必要な単位は、32単位です。
留学先での取得単位が、本学において15単位に換算された場合、32-15=17単位となります。これは、綿密に計画を立てれば1年次前期、2年次後期で取得できる単位数です。