英語学英米文学専攻の特色

統語論、音韻論、意味論、歴史言語学、英米演劇、英米詩、英米小説、英語教育学の各分野での講義や演習、特別研究が開講されています。授業担当者は英語のネイティヴスピーカーを含む専門研究者であり、研究活動も盛んです。院生は前期・後期ともに指導教授によるきめ細かい指導を受け、専門領域の知識を深めるとともに、学位論文の作成を目標に日々精進しています。

カリキュラム

博士課程前期

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  • 英語学
  • 英文学
  • 米文学
  • 英語教育学
授業科目 単位数
英語学特殊講義Ⅰa 2
英語学特殊講義Ⅰb 2
英語学演習Ⅰ 4又は8
英語学特殊講義Ⅱa 2
英語学特殊講義Ⅱb 2
英語学演習Ⅱ 4又は8
英語学特殊講義Ⅲa 2
英語学特殊講義Ⅲb 2
英語学演習Ⅲ 4又は8
英語学特殊講義Ⅳa 2
英語学特殊講義Ⅳb 2
英語学演習Ⅳ 4又は8
英語学特殊講義Ⅴa 2
英語学特殊講義Ⅴb 2
英語学演習Ⅴ 4又は8
英語学特別講義Ⅰ 2
英語学特別講義Ⅱ 2
授業科目 単位数
英文学特殊講義Ⅰa 2
英文学特殊講義Ⅰb 2
英文学演習Ⅰ 4又は8
英文学特殊講義Ⅱa 2
英文学特殊講義Ⅱb 2
英文学演習Ⅱ 4又は8
英文学特殊講義Ⅲa 2
英文学特殊講義Ⅲb 2
英文学演習Ⅲ 4又は8
英文学特殊講義Ⅳa 2
英文学特殊講義Ⅳb 2
英文学演習Ⅳ 4又は8
英文学特殊講義Ⅴa 2
英文学特殊講義Ⅴb 2
英文学演習Ⅴ 4又は8
英文学特別講義Ⅰ 2
英文学特別講義Ⅱ 2
授業科目 単位数
米文学特殊講義Ⅰa 2
米文学特殊講義Ⅰb 2
米文学演習Ⅰ 4又は8
米文学特殊講義Ⅱa 2
米文学特殊講義Ⅱb 2
米文学演習Ⅱ 4又は8
米文学特殊講義Ⅲa 2
米文学特殊講義Ⅲb 2
米文学演習Ⅲ 4又は8
米文学特別講義Ⅰ 2
米文学特別講義Ⅱ 2
授業科目 単位数
英語教育学特殊講義Ⅰa 2
英語教育学特殊講義Ⅰb 2
英語教育学演習Ⅰ 4又は8
英語教育学特殊講義Ⅱa 2
英語教育学特殊講義Ⅱb 2
英語教育学演習Ⅱ 4又は8

博士課程後期

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  • 英語学
  • 英文学
  • 米文学
研究指導科目 単位数
英語学特別研究Ⅰ4又は12
英語学特別研究Ⅱ4又は12
英語学特別研究Ⅲ4又は12
英語学特論Ⅰ4
英語学特論Ⅱ4
英語学特論Ⅲ4
研究指導科目 単位数
英文学特別研究Ⅰ4又は12
英文学特別研究Ⅱ4又は12
英文学特別研究Ⅲ4又は12
英文学特別研究Ⅳ4又は12
英文学特論Ⅰ4
英文学特論Ⅱ4
英文学特論Ⅲ4
英文学特論Ⅳ4
英文学特論Ⅴ4
研究指導科目 単位数
米文学特別研究Ⅰ4又は12
米文学特別研究Ⅱ4又は12
米文学特論Ⅰ4
米文学特論Ⅱ4

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在校生からのメッセージ

谷口 元基 さん 令和6年度入学 博士課程前期
私は学部生時代より、自分の英語科の教員になるという夢を叶えるために英語教育に興味を持ち勉学に励んできました。しかしながら、日本語を母語とする日本人にとって文法など多くが異なる英語を勉強することは、大変難しいことです。そのような言語を勉強するためには英語を学ぶことは楽しいことと思うこと、つまり「動機」が必要となります。私は福岡大学大学院で「どのような時にその動機が下がってしまうのか」ということに興味を持ち研究をしています。福岡大学大学院では、教育学、言語学、などの様々な分野から自分の持つ疑問を研究することが出来ます。加えて、自分の専攻する学問だけでなく英語史や英米文学など様々な分野に知見を広げ、視野を常に広く持つことが出来るのも本学大学院の魅力です。大学院進学というと多くの不安もあるかと存じますが、学部のような大人数の授業とは異なり、少人数で他の学生や先生方との対話形式で講義が行われる大学院では自分の研究に関する相談にも様々な視点から助言をいただくことが出来ます。少しでも興味のある方は、大学院への進学を進路に加えてみて下さい。あなたの疑問を解く鍵が見つかるかもしれません。
宮田 玖美 さん 令和6年度入学 博士課程前期
私は英文学に関心を持ち、学部時代に早期履修制度を利用して本大学院の授業に参加しました。そこで本研究科でより深く学びたいと思い、現在は19世紀イギリス作家のチャールズ・ディケンズの作品について研究を行っています。この英語学英米文学専攻は、それぞれの専門分野を探求する学生が年齢や国籍を問わずに集まる「多様性」溢れる学びの場です。そのため、少人数での対話的な授業では自分の専門分野だけでなく、他の分野についても様々な視点から深く学ぶことができます。先生方や他の学生からの学びは、自分だけでは気づかない視点や考え方に気づかせてくれます。そして、私はそれが自分の研究や生活に活かされているといつも感じています。研究だけでなく、人としても成長できる。これが本研究学科の魅力だと思います。
大宅 由加利 さん 令和2年度進学 博士課程後期
大学院進学の動機は、「ネイティブ・アメリカンの文学を研究したい」、そこからつかみ取ったことが生きていく上での「糧」となればと考えたためです。博士課程前期では、専門分野の先生から直接ご指導頂き、日々多くの新しい視点を得て、修士論文を完成することができました。研究を進める過程で気づいた課題を、引き続き探求したいという思いから、博士後期課程進学を決心しました。大学院では、英語学、英語教育学、英文学、米文学という専門分野の先生方から、多面的に学べる機会があることも大きな魅力です。

修士・博士の学位取得プロセス

博士課程前期

修士学位申請のための要件

  1. 在籍期間
    修士課程又は博士課程前期に2年以上在学した者でなければならない。
  2. 単位要件
    所定の授業科目について合計32単位以上を修得しなければならない。

学位申請までのプロセス

  • 研究指導体制等
    入学時において決定した指導教員から、研究テーマの設定、研究計画の作成など専門分野に関する指導を受ける。大学院学生は一連の研究活動を行い、研究報告会や学会などでの成果発表を通じて専門家としての素養を身につける。
  • 1年次において
    4月:オリエンテーションに出席し、研究テーマの絞り込みと研究計画の作成を行う。
    11月:Theme & Method(修士論文作成計画発表会)で、修士論文の構想について発表する。
    12月:『英語学英米文学論集』へ Theme & Methodの原稿を提出する。
  • 2年次において
    10月:修士論文論題を提出する。
    10月:副査の承認を通常委員会にて受ける。
    1月:修士論文を提出する。
    2月:主査・副査による修士論文最終試験(口頭試問)を受ける。
    3月:修士論文発表会において、研究成果を発表する。

博士課程後期

博士学位申請のための要件

  1. 在籍期間
    博士課程後期に3年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた者。

学位申請までのプロセス

  • 研究指導体制
    入学時において決定した指導教員から、専門分野の研究活動に関する指導を受ける。大学院学生は一連の研究活動を行い、その成果を学会で報告するとともに、専門の学術誌に論文を投稿して厳正な査読審査を経験することにより、自立して研究活動を遂行し得る能力を身につける。
  • 1年次において
    前期:修士論文のレヴユー(総点検と見直し)を行う。
    後期:前期のレヴユーに基づき、修士論文の論点の整理と再構築・補強を行う。
  • 2年次において
    前期:1年次の作業を土台として、博士論文の執筆を本格的に開始する。
    後期:前期の作業を継続する。博士論文の中間レヴユーを兼ねて、10月の日本英文学会九州支部大会(もしくはこれに準じる大会)で研究発表を行う。
  • 3年次において
    前期:博士論文のエッセンスを『福岡大学大学院論集』へ投稿・掲載する。
    後期:博士論文を完成させる。公聴会を開催する。