教育・臨床心理専攻の特色
高度専門職業人の養成と社会人のリカレント教育を主目的とした、仕事と両立しながら学べる夜間大学院です。前期は「教育分野」と「臨床心理分野」に分かれ、教育や臨床心理の現場に即した研究と実践のための能力を養成します。後期は教育実践学、臨床心理学の2つの部分から構成されています。
教育分野(前期)では、教育職員専修免許状が取得可能です。特に現職教員の場合、現在取得している幼・小・中・高の一種免許状は専修免許状へ移行できます。
臨床心理分野(前期)では、公認心理師の受験資格が得られます。なお、本専攻の研究・実習施設として、臨床心理センターが設置されています。加えて病院等と連携した研修や実習を行っています。
カリキュラム
博士課程前期
選択必修科目
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- 教育
- 臨床心理
授業科目 | 単位数 |
---|---|
教育人間学特講Ⅰ | 2 |
教育人間学特講Ⅱ | 2 |
教育人間学特講Ⅲ | 2 |
教育人間学特講Ⅳ | 2 |
教育人間学特講Ⅴ | 2 |
教育人間学特講Ⅵ | 2 |
教育人間学特講Ⅶ | 2 |
教育人間学特講Ⅷ | 2 |
教育人間学演習Ⅰ | 2 |
教育人間学演習Ⅱ | 2 |
教育人間学演習Ⅲ | 2 |
教育人間学演習Ⅳ | 2 |
教育人間学演習Ⅴ | 2 |
教育人間学演習Ⅵ | 2 |
教育人間学演習Ⅶ | 2 |
教育人間学演習Ⅷ | 2 |
教育システム論特講Ⅰ | 2 |
教育システム論特講Ⅱ | 2 |
教育システム論特講Ⅲ | 2 |
教育システム論特講Ⅳ | 2 |
教育システム論特講Ⅴ | 2 |
教育システム論特講Ⅵ | 2 |
教育システム論特講Ⅶ | 2 |
教育システム論特講Ⅷ | 2 |
教育システム論演習Ⅰ | 2 |
教育システム論演習Ⅱ | 2 |
教育システム論演習Ⅲ | 2 |
教育システム論演習Ⅳ | 2 |
教育システム論演習Ⅴ | 2 |
教育システム論演習Ⅵ | 2 |
教育システム論演習Ⅶ | 2 |
教育システム論演習Ⅷ | 2 |
授業科目 | 単位数 |
---|---|
臨床心理学特講Ⅰ | 2 |
臨床心理学特講Ⅱ | 2 |
臨床心理面接特論Ⅰ | 2 |
臨床心理面接特論Ⅱ | 2 |
臨床心理学研究法特論 | 2 |
臨床心理学特別演習Ⅰ | 2 |
臨床心理学特別演習Ⅱ | 2 |
臨床心理査定演習Ⅰ | 2 |
臨床心理査定演習Ⅱ | 2 |
選択科目
授業科目 | 単位数 |
---|---|
学校教育論特講 | 2 |
道徳教育論特講 | 2 |
教育調査・統計論特講 | 2 |
家庭教育論特講 | 2 |
地域教育論特講 | 2 |
生涯学習論特講 | 2 |
キャリア発達論特講 | 2 |
国際比較教育論特講Ⅰ | 2 |
国際比較教育論特講Ⅱ | 2 |
異文化間教育論特講 | 2 |
青年期教育論特講 | 2 |
教育学研究特講 | 2 |
臨床教育論特講 | 2 |
心理療法特講 | 2 |
心身医学特講 | 2 |
臨床パーソナリティー論特講 | 2 |
臨床心理関連行政論 | 2 |
臨床心理地域援助論特講 | 2 |
臨床心理基礎実習Ⅰ | 2 |
臨床心理基礎実習Ⅱ | 2 |
臨床心理実習Ⅰ | 2 |
臨床心理実習Ⅱ | 2 |
保健医療分野に関する理論と支援の展開 | 2 |
福祉分野に関する理論と支援の展開 | 2 |
教育分野に関する理論と支援の展開 | 2 |
司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開 | 2 |
産業・労働分野に関する理論と支援の展開 | 2 |
心理的アセスメントに関する理論と実践 | 2 |
心理支援に関する理論と実践 | 2 |
家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践 | 2 |
心の健康教育に関する理論と実践 | 2 |
心理実践実習Ⅰ | 2 |
心理実践実習Ⅱ | 2 |
心理実践実習Ⅲ | 2 |
心理実践実習Ⅳ | 2 |
心理実践実習Ⅴ | 2 |
心理統計法特論 | 2 |
教育心理学特論 | 2 |
博士課程後期
教育実践学
研究指導科目 | 単位数 |
---|---|
教育実践学特別研究Ⅰ | 4又は12 |
教育実践学特別研究Ⅱ | 4又は12 |
教育実践学特別研究Ⅲ | 4又は12 |
教育実践学特論Ⅰ | 4 |
教育実践学特論Ⅱ | 4 |
教育実践学特論Ⅲ | 4 |
教育調査論特論 | 4 |
教育人間学特論 | 4 |
臨床心理学
研究指導科目 | 単位数 |
---|---|
臨床心理学特別研究Ⅰ | 4又は12 |
臨床心理学特別研究Ⅱ | 4又は12 |
臨床心理学特別研究Ⅲ | 4又は12 |
臨床心理学特別研究Ⅳ | 4又は12 |
臨床心理学特論Ⅰ | 4 |
臨床心理学特論Ⅱ | 4 |
臨床心理学特論Ⅲ | 4 |
臨床心理学特論Ⅳ | 4 |
修士・博士の学位取得プロセス
博士課程前期
修士学位申請のための要件
- 在籍期間
修士課程又は博士課程前期に2年以上在学した者でなければならない。 - 単位要件
所定の授業科目について合計32単位以上を修得しなければならない。
学位申請までのプロセス
●教育分野
- 研究指導体制等
指導教員による指導のもと、学位(教育学)取得に向けて研究を進める。また、研究指導教員による個別指導だけではなく、教育分野の教員及び在学生全員が参加する修士論文構想発表会等を通して、より多面的かつ学際的な視点から研究テーマに関して指導を受ける。研究の成果は学会発表、学会誌への投稿、本研究科の大学院論集への投稿など、様々な成果発表を通じて、高度専門職業人としての素養を身につける。 -
1年次において
4月:決定した研究課題、研究計画など論文作成に関する指導を受ける。
5月から翌年3月:指導教員による個別指導を受ける。修士論文構想発表会(10月)では研究の進捗を報告し、他の教員および大学院生からの指導・助言を受け、研究を進める。一定レベル以上の研究成果が得られた場合には学会発表や論文投稿を行い、広く内外の評価を受ける。
-
2年次において
4月:1年次の総括を踏まえ、適宜研究計画の見直しを行う。
4月~12月:指導教員による個別指導を継続して受ける。修士論文中間報告会(5月及び10月)では研究の進捗および研究成果を発表し、他の教員や大学院生からの指導・助言を受け、論文作成を更に進める。一定レベル以上の研究成果が得られた場合には、引き続き学会発表や論文投稿を行い、広く内外の評価を受ける。
10月:学位論文の論題を提出する。
1月~2月:学位論文を提出する。修士論文発表会での口頭試問および最終試験を受ける。
●臨床心理分野
- 研究指導体制等
研究指導教員による指導のもと、学位(臨床心理学)取得に向けて研究を進める。また研究指導教員による個別指導だけではなく、臨床心理分野の教員及び在学生が参加する修士論文中間発表会等を通して、より多面的かつ実践的な視点から研究テーマに関して指導を受ける。 -
1年次において
4月:決定した指導教員から、研究課題、研究計画など論文作成に関する指導を受ける。
5月から翌年3月:指導教員の個別指導を受ける。適宜他の教員および大学院生からの指導・助言も受け、研究を進める。修士論文中間発表会(6月頃)では、2年生の発表を聞き、研究の進め方やプレゼンテーションについて学ぶ。修士論文発表会(1月)では、研究のまとめ方やプレゼンテーションについて学ぶ。
-
2年次において
4月:1年次の総括を踏まえ、適宜研究計画の見直しを行う。
4月~7月:指導教員の個別指導を受ける。適宜他の教員および大学院生からの評価や指導・助言も受け、研究を進める。修士論文中間発表会(6月頃)において、研究の進捗を発表し、論文完成に向けたプロセスを確認する。
7月~12月:継続して指導を受けながら、論文作成を進める。
10月:学位論文の論題を提出する。
1月~2月:学位論文を提出する。修士論文発表会での口頭試問および最終試験を受ける。
博士課程後期
博士学位申請のための要件
- 在籍期間
博士課程後期に3年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた者。
学位申請までのプロセス
●教育分野
- 研究指導体制
研究指導教員から、研究活動に関する指導を受け、学位(教育学)取得に向けて研究を進める。研究指導教員による個別指導だけではなく、教育分野の教員及び在籍学生全員が出席する学内研究発表会等を通して、より多面的かつ学際的な視点から研究テーマに関して指導を受ける。大学院学生は研究活動を展開し、その成果を学会等で報告するとともに、専門の学術誌に論文を投稿して厳正な査読審査を経験しながら、自立して研究活動を遂行し得る能力を身につける。 -
1年次において
4月:研究指導教員の指導のもとに、研究の独創性や学術的な意義を考慮して、研究課題の設定に取り組む。先行研究の精読等を行い、研究計画を立て研究を進める。
5月~翌年3月:5月に博論構想発表会をもつ。研究指導教員との継続的で綿密な議論のもとに研究成果を蓄積していく。個別指導だけではなく、教育分野の教員及び在籍学生全員が出席する学内研究発表会等での研究の進捗状況を報告し、より多面的かつ学際的な視点から研究テーマに関する指導を受ける。まとまった成果が得られたところで、学会等での発表や論文投稿を積極的に行い、広く内外の評価を受ける。10月に研究経過報告会をもつ。 -
2年次において
4月:1年次の研究経過を踏まえ、適宜研究計画の見直しを行う。
4月~翌年3月:学内研究発表会等で研究の進捗状況を確認し、研究指導教員との綿密な議論や学内研究発表会等での指摘事項を研究内容にフィードバックしていく。学会や学術雑誌への投稿等で研究成果発表を継続する。5月及び10月に研究経過報告会をもつ。 -
3年次において
4月~10月:これまでの研究業績および成果をまとめながら、学位論文本体の執筆も更に進める。学位論文の作成に際しては、研究指導教員から内容および構成に関する具体的な指導を継続して受ける。5月に博論中間報告会をもつ。
10月:研究指導教員の承認を経て、学位論文を提出し、学位審査請求を行う。
1月:博士学位申請論文発表会(公聴会)(最終試験)を行う。
●臨床心理分野
- 研究指導体制
研究指導教員から、研究活動に関する指導を受け、学位(臨床心理学)取得に向けて研究を進める。院生は一連の研究活動を行い、その成果を学会で報告するとともに、専門の学術誌に論文を投稿して厳正な査読審査を経験することにより、自立して研究活動を遂行し得る能力を身につける。 -
1年次において
4月:研究指導教員の指導のもとに、研究の独創性や学術的な意義を考慮して、研究課題の設定に取り組む。先行研究の精読等を行い、研究計画を立て研究を進める。
5月~翌年3月:研究指導教員との継続的で綿密な議論のもとに研究成果を蓄積していく。まとまった成果が得られたところで、学会等での発表や論文投稿を積極的に行い、広く内外の評価を受ける。 -
2年次において
4月:1年次の研究経過を踏まえ、適宜研究計画の見直しを行う。
4月~翌年3月:研究指導教員の指導のもと、研究を進めていく。学会発表や学術雑誌への投稿等、研究成果発表を継続して行う。 -
3年次において
4月~10月:これまでの研究業績および成果をまとめながら、学位論文本体の執筆も更に進める。学位論文の作成に際しては、研究指導教員から内容および構成に関する具体的な指導を継続して受ける。
10月:引き続きこれまでの研究業績及び成果をまとめ、学位論文を作成する。研究指導教員の承認を経て学位論文を提出し、学位審査請求を行う。
1月:博士学位申請論文発表会(公聴会)(最終試験)を行う。