2021.03.03

修士論文審査発表会を終えて 松葉美咲(教育・臨床心理専攻 博士課程前期2年)

松葉美咲(教育・臨床心理専攻 臨床心理分野 博士課程前期2年)

1月、全員が修士論文の審査発表会を無事に終えました。
大学院入学時から、先生方のご指導のもとで、授業、実習、臨床活動はもちろん、研究活動にも取り組んできました。М2の春、新型コロナウイルス感染症の流行という予期せぬ出来事がおこりました。これは修士論文作成にも大きな影響を与えました。当初予定していた計画が実施できず、思い描いていた研究ができなかった者もいます。それでも研究方法や内容を軌道修正し、一人ひとりが今出来る範囲で研究を進め、無事にやり切ることができたのではないかと思っています。

このように大変なこともありましたが、全員頑張ることができたのは、第一に指導教員の先生方をはじめとする先生方の温かいサポートとご指導のおかげです。またM2全員で時には意見を出し合い、時には励まし合い、切磋琢磨しながら取り組めたことも大きな支えになっていたと思います。先生方、M2の同期、そしてそれぞれのゼミで支えてくれたM1の皆さん、調査等に協力してくださった方々に心から感謝しています。

自分とは異なるテーマに興味を持っている仲間、自分にはない視点をもっている仲間の存在は、修士論文の中間発表や審査発表会を通して、私自身にとってもとても知見が広がり、刺激になりました。修士論文で取り組んだテーマ、問題意識、そしてそこで学んだ研究の視点は、大学院を修了しても大事にしていきたいと思っています。