2024.10.21

仏語学仏文学専攻の大学院説明会を開催しました


「大学院とは?LF 先輩による体験談」
【日時】
① 令和6年 10 月 15 日(火)9:00 ~ 9:30 【1013 教室】
② 令和6年 10 月 15 日(火)13:00 ~ 13:30 【1013 教室】
【講演者】
横内 香音 (博士課程前期 1年生)
【概要】
①と②の内容は同じものです。
9:00 ~ 9:10 大学院の紹介(概要・教員の専門)【担当:大学院教員 小池美穂】
9:10 ~ 9:30 院生生活の実状 【講演者:横内 香音】
【内容】
① 9:00 ~ 9:30 の説明会は3年生対象で、「フランス語圏地域文化講読」の授業内で実施し
ました。参加者は 16 名。
② 13:00 ~ 13:30 の説明会は2年生対象で、「フランス文学史」の授業内で実施しました。
参加者は 30 名。
大学院の紹介では、教員が大学院の概要(博士課程前期にかける年数・教員の専門・大学院
の入試制度など)を説明しました。
院生生活の実状では、以下の項目に区切られて講演者の実体験が語られました。
• 自己紹介
• 大学院では何をしているのか?
• 早期卒業とは?
• なぜ大学院に?
• 大学院進学までの流れ
• 大学院に進むメリット
• よくある質問
講演者は「早期卒業」制度第一号の学生になり、この制度を利用したきっかけについて話を
しました。かなり早い時期から大学院を意識して、学部時代にはフランスの美学や芸術に関
心を抱き、現在「エミール ・ゾラにおける『製作』」について研究しているとのことです。
授業に関しては、教員と 1 対 1 の対話を取る形で行われ、文体力を鍛えるための「言語学
のレジュメ作成」、フランス語の理解を深めるための「フランス語作品の日本語訳」、AI の
使い方など様々な形式で実施されていることを述べ、受けなければならない授業コマ数は、
「思っていたよりも詰まっていない」そうです。その傍ら、TA(ティーチング・アシスタ
ント)を務め、教材の作成、授業補助、課題の添削等にも力を発揮しています。最後、大学
院に進むメリットとして、社会人になって役立つより高度な「文章力」や「読解力」を身に
つけること、少人数クラスできめ細かい指導が受けられること、院生は社会人になったら初
任給が少し高いことなどを伝えています。「よくある質問」では、大学院に入れば、「フラン
ス語がペラペラになるのか」、「フランス語関係の職に就くのか?将来は教授になれるの
か?」など一般学生が思い描いている「大学院」に対する疑問に答えていました。