2024.04.04

独語学独文学専攻 修士論文発表会(口頭試問)及び修士論文中間発表会が有意義に終了しました

人文科学研究科独語学独文学専攻では,修士論文発表会・中間発表会を予定どおり
令和6年1月17日(水) 11:00-15:30に大学院会議室(中央図書館棟6F)にて行いました。

修士論文中間発表会(11:10-12:00)では,博士課程前期1年次
亀田風子さんが「愛の不在?―ローベルト・ムージル『寄宿生テルレスの混乱』より―」というテーマで,着実な研究の進捗を報告いたしました。
難解といわれるムージルのテクストを丁寧に読み解き,新たな問題を掘り起こす態度からは,修士論文の完成が大いに期待されます。

修士論文発表会(13:00-15:30)では,博士課程前期2年次
大下天伸さんが,修士論文「アフリカーンス語の語順をめぐる一考察―ドイツ語の語順との比較―」,
杉本あすみさんが,修士論文「ルールドイツ語―言語の位相における位置づけをめぐって―」,
田平廉太朗さんが,修士論文「近現代ドイツにおける釣り―人間中心主義と動物保護との関係性―」
をもとに,2年間の成果を発表し,陪席の教員からの質疑に対して2年間で培った知見を援用しつつ見事に応じていました。
人文科学研究科独語学独文学専攻博士課程前期の成果を携えて巣立った3名の今後に弥栄を送ります。